2015年10月21日

秋色便り。


こちら北ヨークシャーは、すっかり秋色。とはいえ、もうずいぶん寒くなってきているので、冬ももうすぐやってくるのかな?考えるだけでも寒くなるので、今のうちに楽しまなきゃと出来るだけ外に出ています。

サブリナと散歩や外遊びに出るたび、いろんな色の葉っぱを見つけては、これ何色だろうねーって聞くと、返答が「変答」(文字通り)になっています。色の分別はずいぶん出来るようになってはいるものの、色の名前自体はまだ英語でも日本語でも言えるのはほんのちょっとだけ。なので、例えば、黄色は「バナナ」、赤は「マミー(お母さんの車)」、緑は「はっぱ」と言われます。今まで葉っぱは全部緑だったわけで、紅葉した落ち葉は新しい発見?


おかげさまでサブリナの術後の経過もよく、保育園に戻って、私も職場に戻り、3週間が経ちました。手術後、しっかり血液と酸素を「漏れることなく」おくってくれている心臓のおかげで、ずいぶんエネルギーが増加したようです。幸い、今までも息苦しくなるということはありませんでしたが、それでも「元気の度合」が急に増したのはよくわかります。昼寝もしなくなり、お母さんのエネルギーがどんどん消耗されていきます(笑)。大好きな滑り台も、スイスイ自分で登り、滑り降りて来れるようになりました。ついこないだまで、怖がっていたのに。成長の早さに嬉しいような寂しいような、そんな秋の日です。まx

2015年10月4日

ストレス打破の小さな一歩 その3:おもちゃの収納


前回2つの記事に引き続き、娘の手術準備期間&術後自宅休養期間にやったこと第3弾。最終回です(もう?)。片付け本に励まされ、はまった私が真っ先に取り組んだのが(書くのは最後になっちゃいましたが)娘のおもちゃの整理でした。

初めは、持っていたおもちゃ全てを、キャスター付きのイケアの箱幾つかにぶっこんで、絵本も入れて、リビングの一角に重ねて積んでいました。(下の写真)

娘が自分で動けるようになってからは、取り出すのもこれでは大変だし、危ないし、寝付いた後リビングに降りてきても、でっかいプラスティック箱が目につくからか、片付いた気がしなかったので、なんだか落ち着かないまま。

その後、箱を1階にある別部屋に移してみました。ここは片壁側を机とIT関係のあるオフィスとして、反対の壁側にTVを置き、その両側の壁に山のようなDVDやCDがぎっしり収納されたホームシネマとして使っている部屋です。(といってもうちはTV番組はほとんど見ず、映画や音楽好きの主人のために設けられたものの、DVDなども未整理放置状態の部屋といった方が正しいけど。)私たちがこの部屋を使うのは夜がほとんどなので、昼間活動する娘に使わせるのも大丈夫だし、リビングはすっきりしたままだからいいかと。DVD収納の下の空間にちょうど、おもちゃ箱が4つ入ったので、そこに置いてしばらく過ごしました。これだと重なっていないので娘にも取り出しやすくなりました。(下の写真)


でも、やはり、絵本の置き場が足りないのと、おもちゃをざっくり放り込むだけでは、小さいものなどを探すのにも全部ひっくり返さないとという感じで、いまいちしっくりこなかったんです。向こう数年はまだ一階で遊ぶだろうから、2階に置くのも面倒だし。あれこれ、片付け本を参考にし、同じ部屋に新たにスペースを設けることに。

考えたのは、4つの箱を置いたDVD収納壁側の反対側にあるCD収納壁下で、ラジエーターの隣に位置する、逆L字型の小さな変形スペース。


上の写真でもすごい放置状態な(ラジエーターも見えないほど「とりあえず」ダンボールが山積み)部屋なのが明らかで恥ずかしい(汗)。ここをなんとか、小さいおもちゃと本の収納に利用してみようと思いました。二つの収納を繋ぐように、間にはアクティヴィティマットをかぶせたラグがぴったり入ったのも高得点だったので。おすすめの小さなおもちゃを個々の箱に入れるシステム。保育園でもお馴染みです。2歳の娘にも、見やすく、取り出しやすく、他の部屋にも持ち歩きやすく(あちこち移動して遊んでるので)、しかも片付けやすく。そんな点を基準に幾つか比較検討してみました。こちらでは、日本の百均のように、安いのに優れた収納箱が見つからなかったので、(いわゆるポンドショップはまさに安いだけで(笑)使えない!)私の好きなMUJI (無印良品のこっち版)とイケアで探してみました。

以前から持っていたMUJI のバニティーケース
これ➤

半透明なのと横がまっすぐなのが気に入ってたのですが、いざ娘におもちゃを入れて持たせると、取っ手の部分に手がすっと入らず、落っことすし、たくさん入れると深さがあるため「ずしっ」と感じるのか、これまたすぐ落っこっちゃう。しかも自分の足に落として泣く羽目に。それに、MUJI はいくつも買うと高いし、あきらめることに。

次に見たのが、お馴染みイケアの子供のおもちゃ収納シリーズTROFAST
これ➤ 
お友達の家で試しに持たせると、持つことはできるけど、引き出しを開けないと中身が見えないし、おもちゃが取れない、引き出しのキャッチに自分ではめられないので、自分で元に戻すことができないと判明。この部屋にぴったりの黒もあったけど、大きくなってから自分の部屋では使わんだろう色だし、しかも、スペースになんとか置けることはできそうでしたが、大きいので絵本を置く場所が減ってしまうのも弱点。

あーでもない、こーでもないとネットで探していたら、いいもの2つ一遍にイケアで見つけてしまった。まずは、「子供用」で見るんではなく、普通の収納で検索して見つかった箱SAMLA
これ➤

一つたったの1ポンド。百均のように安く、しかも中身が見えて、軽くて持ちやすそう。50ペンスのふたを使えば、将来私のスタジオでの収納箱にもなるし。(他にも利用価値があるということは大切なポイント!)もう一つ見つけたのが、もともと机の脚代わりになる収納家具。サイズを測ったら、本を置けるスペースにしっくりいきそう。この部屋のベースカラーの黒があったので、わざわざ自分でペンキ塗ったりせんでいいし、しかもこれが私たちの仕事場の机の下にすっぽり入ることが判明。ゆくゆくは今一時的に置いてるプリンター置きになるという、長いこと使えるというこれまた別の利点が。両方合わせてスケッチしてみたら丁度いい。しかも絵本がもっと置ける。うはうは顏で、早速イケアへ出発!

着いてから問題だったのは、小さなおもちゃ入れとなる箱を2段置くために買おうとしていた黒い棚がなんと売り切れ!安かったから仕方ないか。自分で板買ってきてペンキ塗って代用することにして、店を出たところ、出口に「お好きにどうぞ」と書かれた使い古し板置き場が!バーゲンハントのように、ここぞとばかりに掻き分けた私でした(笑)。おかげで、幅も色もぴったりの板を無料で手に入れることができました。帰宅後早速のこぎりで長さを調節し、壁に設置。おもちゃを分けて、ラベルをつくり、娘と一緒に箱に入れる作業。その日の夕方には、変形スペースに、娘のおもちゃ入れ8箱と本棚ができました。わーい。仕上がりはこんな感じです。

逆L字型スペースに設けた新しい収納場所。
箱には写真付きのラベルをぺたりと。
反対側のざっくり収納箱にもラベルを貼りました。
片付けの時に前のラベルだけだとかがんで見ないと分からないので、
空っぽの箱がいくつもあっても、上から見てすぐ分かるように、
箱の底にも大きなラベルを。透明の箱だから出来たので◎。
カードやパズルはジップロックに最初は分別。でも、すぐに壊されたので、
今度はちょっと丈夫なクリアケースをスーパーで格安で。
最近ジッパーが自分で開けられるようにもなったので◎。
取り出すと一気に本が倒れてしまうので、無印のディバイダーを設置。
絵本も前よりたくさん入るし、ついでに買った色付き番号付きの箱もぴったり。娘も旦那も私も(多分私が一番)大満足。「自分で全部お片付け」とまでは、まだいきませんが、私と一緒にちょっとずつやってくれています。お友達と遊ぶ時も、自分で好きな箱を持ち出して遊んだりしているので、良かったわ。あとは、我々大人が、かれこれもう8年そのままのTV周りと、DVDとCD収納を片付けるのみです!

参考にしたのは、一回目の写真の整理でも触れたEmiさんと、もう一方、3人のママであるmkさん。特にmkさんは、おもちゃだけでなく家中の収納技に、もう目から鱗。感激して、アマゾンjpから注文した本が届く前に、娘が寝静まった夜な夜な、ブログを一気読みした私でした。素晴らしいアイデアの公開、ありがとうございました。他の部屋も参考にして片付けモードに入ってる今日この頃です。xま

ストレス打破の小さな一歩 その2:赤ちゃんの洋服整理と癒しラベンダー


前回の記事に引き続き、娘の術後自宅休養期間にやったこと第2弾。
着なくなった子供服の整理とそれを利用した癒しの仕掛けつくり。

歩いて行ける距離にある地元の学校で一年に3度ほど、トットセールといって子供服やおもちゃなどを売れるバザーが行われます。今まで、お古とは思えない結構良さげなワンピースやおもちゃも、超特価で買わせていただきました。娘がもう少し大きくなったら自分もバザーに出して売ってみよう!なんて、意気込んで、溜まりに溜まった娘の服。空いた部屋の隅に何箱も積まれ、ついには取り返しのつかないような始末。本当に私、いずれはバザーやるんかいな?と、だんだん不安になりながら無視して2年。

突然、来月お友達が日本から泊まりに来ることになって、大至急この部屋をなんとかしなくてはいけないことに。バザーのサイトを確認したところ、地元の学校ではもうやってないことが判明!私の友人はみんな子供が成長してるし、新しい(少ない!)ママ友は、子供が同じくらいの年なので、譲る相手もおらんので、こうなったら、処分しかないということで、重い腰を上げて、娘と一緒に(これがとんでもない間違いだったけど)、一気に分別してみました。


どうやって分けたかというと、
1)娘が大きくなったら見せてあげられるような(私が名残惜しい方が強いが)、記念に取っておきたい最初の肌着とか靴とか。
2)汚れがひどいものなど、しょうもないものは捨てる。(今まで取っておいた私は何者?)
3)普通の洋服なんかは、第三國とか、レスキュー隊の投資などに使われる、服バンクに寄付。
4)まだ、綺麗でオシャレ系の服などは、チャリティーショップへ寄付。
5)幾つか同じ柄がセットになっていたロンパースなんかは、四角く布を切ってパッチワークブランケットにしようと前々から思っていたので、一応取っておく。(いつやるのか?)

というわけで、1)と5)以外は、この部屋から脱出。ふう。そんな仕分けと同時進行に、ちょっとやってみたのが、赤ちゃんの頃の靴下とミトンを利用して、癒しグッズを手作りしたことです。シャレてはいないけど、タダだから。


この夏の大雨で、ぐったりしおれてしまった庭のラベンダーを、いつもより早く、娘の手術前に刈り取り、乾燥させました。たんまり摂れたラベンダー。ハーブピローでも作ろうかと思ったけど、布を切ったり、重いミシンを出して縫う事すら、面倒な私。手間が一切かからないもっと簡単な方法はないかを考えて試したのが、娘の履かなくなったソックス。スプーン5-6杯くらいのドライラベンダーを入れて、リボンで口を縛っただけ。縫うのも切るのもなしで、時間短縮。らくちん、ラベンダーソックスの出来上がり。防虫効果もあるラベンダーなので、家族のクローゼットや引き出しに入れました。


今度は、ラベンダー少量を赤ちゃんミトンに入れてゴムで口を縛るだけの、またらくちんなものを作成。これをお風呂の蛇口に引っ掛けて、熱いお湯が流れると、辺りにラベンダーのほのかな香り。翌朝は、使用後のラベンダーの入ったミトンをさっと、キッチンにあるコンポスト用の器にひっくり返すだけ。すると、キッチン中にほのかな香り。ミトンとゴムは洗って、また使用できます。

残ったラベンダーはサムキムさんの素敵な器に入れて
こうやって幾つか作ったものの、ラベンダーはたくさん余ってたので、素敵な磁器のフタ付きの器に入れてみました。この器、随分前に奮発して買った、サムキムさんという陶芸家の作品。今まで、手の届かないところに飾っていたけど、少し身近に置いて実際使ってみるともっとありがたみが沸きそう?鑑賞しながら、しかもストレス溜まりがちな時はフタを開けてさっと匂いを嗅いで気を落ちつかせるもよし?密かにフタを開けて匂いを嗅ぐ私の姿は、まだ家族には見られていません。(笑)


ちなみに、おととしもサブリナのソックスで、クリスマスツリーの飾りと、暖炉周りの飾りを作りました。ちょっと手縫いしたけど。

ちっちゃくて可愛い赤ちゃんの服やアクセサリー。片付けとらくちん癒しもの作りで、また一つストレス解消させてもらいました。次回は最終回。おもちゃの整理です。(初めて予告までしてしまう強気な私?!)xま

こんな投稿もありました。